あるジョブホッパーの軌跡

7転8起の人生

2019-01-01から1年間の記事一覧

8社目 50代後半

失業期間3か月を経て入社した会社の懸念点は、実はこの会社もブラック企業ではないかという疑心暗鬼であった。入社後、周囲複数人にヒアリングするも、その兆候はなかった。むしろ、それは、まったりとしたホワイト企業そのものであった。遅刻や早退も自由…

失業② 50代後半

午前中は、ネットによる仕事探し、午後からは、2日に1度は、テニスで運動不足解消という生活を続ける中、1か月ほどして、ひとつ面白そうな案件を見つけた。車で30分ほどの場所にあるメーカーの営業責任者の案件だ。業界は全く未知のものであったが、迷…

失業① 50代後半

失業生活初日は、妻と前から約束していたテレビ局の公開録画会場を訪問した。テレビでよくみるタレント達を見ながら、失業者が昼間からこんなことをしていて良いのかと、心配になったものだ。 失業が決まると同時に、前から懇意としていた会社の社長と相談し…

7社目② 50代中半

当初は、次社が決まる前の退職は、ありえないと思っていたが、それ以上に、日々追い込まれた気分になり、そのうちに、睡眠も不十分になり、このまま長くいても意味がない、直ぐに辞めたいと、あっけなく、例のスイッチがはいった。たまたま案件の多い大手の…

7社目① 50代中半

ゆでガエルになりたくないという気持ちで臨んだ転職であった。初日、9時就業開始のところ、8時20分に、出社ということで、7社目の会社生活が始まった。会議室に通されると、後に部下になるS君が既に出社していた。その後、これも部下になるE君、そして…

6社目② 50代中半

このような生活が、数年、続く。苦労しながらも、自分の立ち位置をつくることができ、周囲も良い人が多く、プレッシャーもない気楽な立場ではあったが、心のどこかに、寂しいものが、常にあった。会社のラインには入れない。会社方針もあり、年齢的に、将来…

6社目① 50代前半

正月明け、初出であった。新しい事務所は、本社兼工場のかなり大きな敷地の中にあった。守衛に挨拶をし、受付にて、名乗る。ワンマンオフィスとは、大違いである。事務所に通され、軽く挨拶をした後、正月明けの集会ということで、敷地内のホールに通され、…

5社目② 40代後半

1年ぶりの転職活動だ。早速、前回と同じく、既知のエージェントに声をかけるとともに、名だたる転職サイトにも、すべて、再登録し、良い案件があれば、ダメ元でも、申し込むという動きをとった。特に、今回の会社を紹介してくれた個人エージェントは、問題…

5社目① 40代後半

入社1か月ほどは、東京本社にて、営業同行等を行いながら商材を学ぶことになっていた。その間、関西の拠点を整え、立ち上げの準備をする。同じ日に、自分より年輩の開発者が入社しており、なんと、6社目の会社になるということで、驚いたものだ。入社初日…

4社目③ 40代後半

久しぶりで、50近い年齢になってはいたが、転職については、当初、楽観視していた。マネジメントの実績を、買ってくれる会社があると思っていたからである。今度こそ、一から出直し、定年まで働ける会社を見つけたいという思いであった。さすがに、ホーム…

4社目② 40代後半

1年以上経過し、予定をかなり遅れながらも製品上市。それまで取り扱いを決めてくれていた顧客に、納入。が、納期遅れ、品質クレーム多発で、営業は、後向きの仕事に追われることになる。そのうちに、決定的な品質の問題点が発見される。新しい市場に進出す…