あるジョブホッパーの軌跡

7転8起の人生

はじめに

4月、50代後半になった私は、8社目になる会社に、初出社した。3カ月の無職期間があったが、入社挨拶では、いつもどおり、若干のワクワク感と、かなりの緊張を感じた。思えば、大企業から、中小、ベンチャー、果ては、ブラック企業まで多くの会社で、同じことを何度も経験した。履歴には残らない実質的転職も何度もしてきた。


転職は、高速道路のインターチェンジで乗り換えをするよう なものである。一度、乗り換えると、元の道には戻れない。渋滞を避けて、別の道を選択した結果、より時間をくってしまう事も、当たり前にある。一方、遠回りした結果、高速で車線変更しながら進むことでは経験できないすばらしい景色や出来事に会うこともある。
そんなジョブホッパー人生を振り返ってみたい。